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ホラー

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🐉神・魔(3)
beelzebub

ベルゼブブ

Beelzebub · 蝿の王 — 暴食の大公

ベエルゼブブ(希伯來語Baʿal-Zəvuv 希臘語Beelzeboul 羅典語Beelzebub)は猶太と基督教伝統 — 結定的正典 — の大悪魔にて — 語源 — 希伯來語のバアル・ゼブブ(Baal-zebub) — 蝿の主(Lord of the Flies) — の結定的正典語彙にて本ペリシテのエクロン(Ekron)の市にて崇拝されし神 バアル・ゼブル(Baal-Zebul 高貴なる主) を猶太人が蔑し バエの主(ゼブブ=蝿) と称せし結定的正典図像である。別名 — ベエルゼブル(Beelzeboul)と蝿の王(Lord of the Flies)と鬼の頭(prince of devils)と七大罪の 暴食(Gula Gluttony) の大公 — が結定的正典語彙である。最も決定的なる文献正典は紀元前六から四世紀頃の列王記下(2 Kings)第一章二から十六節のイスラエルの王アハジヤ(Ahaziah)が病となりてエクロンのベエルゼブブに神託を求めしがエリヤ(Elijah)の咎を受けし結定的始原正典と西暦一世紀のマタイによる福音書(Matthew)第十二章二十四から二十七節とルカによる福音書(Luke)第十一章十五から十九節とマルコによる福音書(Mark)第三章二十二節のファリサイ人等がキリストを誹り 鬼の頭ベエルゼブブの力にて鬼を逐ふ と云ひし結定的正典である。千六百六十七年のジョン・ミルトン(John Milton)の失楽園(Paradise Lost)第一巻七十八から八十一行のルシファーに次ぐ堕天使の結定的十七世紀英文正典と千九百五十四年のウィリアム・ゴールディング(William Golding)の小説蝿の王(Lord of the Flies)の結定的二十世紀英文正典である。

abaddon

アバドン

Abaddon· 滅びの天使 底なき淵の王

アバドン(希伯來語Avaddon 希臘語Apollyōn 羅典語Abaddon)は猶太と基督教伝統 — 結定的正典 — の滅と破壊の天使にて — 語源 — 希伯來語のアバド(avad) — 滅ぶと破壊す(to perish destroy) — より派生せし — 滅(destruction) — の結定的正典語彙にて希臘語のアポリオン(Apollyōn) — 破壊者(destroyer) — の結定的正典図像である。別名 — アポリオン(Apollyon)とアバドンと無底坑(アビス Abyss)の王と蝗の群の王 — が結定的正典語彙である。最も決定的なる文献正典は紀元前六から四世紀頃のヨブ記(Job)第二十六章六節と第二十八章二十二節と第三十一章十二節の アバドン が墓と滅の所として擬人化されし結定的始原正典と箴言(Proverbs)第十五章十一節と第二十七章二十節と詩篇(Psalm)第八十八篇十一節の結定的正典である。最も決定的なる新約正典は西暦一世紀のヨハネの黙示録(Revelation)第九章十一節の 無底坑の使者(angel of the bottomless pit) ありて其の名は希伯來語にてアバドンなり希臘語にてアポリオンなり の結定的正典である。千六百七十八年のジョン・バニヤン(John Bunyan)の天路歴程(The Pilgrim's Progress)のクリスチャンとの格闘にてのアポリオンの結定的十七世紀英文正典である。

yamata-no-orochi

八岐大蛇(ヤマタノオロチ、Yamata-no-Orochi)は日本神話における最も象徴的かつ巨大な多頭の蛇龍であり、八世紀初頭の日本最古の史書である太安万侶編『古事記』(712)巻一神代『須佐之男命』条、ならびに舎人親王ら勅撰『日本書紀』(720)神代巻一に記される、八つの頭と八つの尾を持つ巨大な蛇である。漢字『八岐』は『八つに分かれた』、『大蛇』は『大きな蛇』を意味し、本体は典籍記録上『八つの谷と八つの峰にわたり、背には檜と杉が生え、腹は常に血で爛れている』と描写される。出雲国(現在の島根県東部)の肥河(現在の斐伊川)流域に毎年現れ、足名椎(アシナヅチ)・手名椎(テナヅチ)夫妻の娘を生贄として要求し、拒めば村を破壊する。八人の娘のうち七人を食い尽くした後、最後の娘櫛名田比売(クシナダヒメ)の番が回ってきたところに、天上から追放されて出雲に降臨した嵐神須佐之男命(スサノオノミコト)が現れ、櫛名田比売を櫛に変えて自身の髪に挿し、大蛇を退治する。退治の戦略は典籍記録の中でも最も有名な部分で、須佐之男は八塩折の酒(やしおりのさけ) — 八度繰り返し醸造して濃縮した強い酒 — を満たした八つの大樽を八つの門の前に置き、大蛇の八つの頭がそれぞれ異なる樽に浸るように仕向けた。八つの頭がすべて酔って眠りに落ちると、神剣十拳剣(トツカノツルギ、『十握りの長さの剣』)で八つの頭と八つの尾をすべて斬り落とした。尾の一つを斬ろうとした際に刀が折れ、中を見ると別の神剣が入っており、これが日本皇室の三種の神器の一つ草薙剣(クサナギノツルギ、別称天叢雲剣)の発見譚である。

red-dragon

レッド・ドラゴンはダンジョンズ&ドラゴンズの五色の悪のドラゴン(クロマティック)の頂点であり、西洋ファンタジーで最も象徴的かつ恐るべき存在である。1974年TSR『Dungeons & Dragons』オリジナル箱入りセットの『モンスターと宝物』分冊において、ゲイリー・ガイギャックスとデイヴ・アーネソンが火山・山岳領を支配する火炎吐息ドラゴンの頂点として導入し、1977年AD&D『モンスターマニュアル』以後、整列は混沌にして悪に固定された。2014年第五版『モンスターマニュアル』基準で成体レッド・ドラゴンは体長二十五-三十メートル、挑戦評価十七、六十フィート(約十八メートル)円錐火炎ブレスで十八d六の損傷を与え、古代レッド・ドラゴンは挑戦評価二十四、九十フィート円錐ブレス、二十六d六の圧倒的火力を誇る。現代的図像の正典はJ.R.R.トールキン『ホビット(一九三七)』のスマウグ — 孤山(エレボール)の宝物の上にとぐろを巻く深紅の竜 — であり、AD&Dの色分類はスマウグの図像を直接借用したと評価される。同一の系譜はドラゴンランスの闇の女王タキシス、『マジック:ザ・ギャザリング(一九九三-)』のシヴァン・ドラゴン、バルダーズ・ゲート3(二〇二三)の古代レッド・ドラゴン遭遇にまで継承されている。

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レルナのヒドラ(古代ギリシア語Λερναία Ὕδρα、ラテン語Hydra Lernaea)はギリシア神話における最も象徴的な多頭の怪物で、ヘラクレス(Heracles)がミュケナイ王エウリュステウス(Eurystheus)に課された十二の功業のうち第二の試練の対象である。その出生はヘシオドス(紀元前八世紀後半)の『神統記(Theogonia、紀元前七三〇年頃)』三一三-三一八行に明記されており、巨大な蛇エキドナ(Echidna)と嵐の巨人テュポン(Typhon)の子、ケルベロス・キマイラ・ネメアの獅子と兄弟であり、ヘラ(Hera)がヘラクレスへの敵意のために育てたとされる。正典では頭は九つあり、中央の頭は不死の神性を帯びるとプセウド・アポロドロス(Pseudo-Apollodoros)の『ビブリオテケ(Bibliotheke)』第二巻五章二節(紀元前二世紀)に確定されている。決定的な能力は再生力 — 切断された各首から二つの新しい頭が生えてくる。ヘラクレスは甥にして御者イオラオス(Iolaus)の助けを借り、切断面を松明で即座に焼灼することで再生を阻止して討伐し、最後の不死の頭は切り落として巨石の下に封印した。ヒドラの毒の血はヘラクレスの矢に塗られ、後にケンタウロスのネッソス、巨人アンタイオス、そして最終的にヘラクレス自身の死因となる。住処はペロポネソス半島東部アルゴリス地方のレルナ(Lerna)沼地で、現在のアルゴス南方約十キロ、ミュロイ村近郊の考古遺跡として保存されている。