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エリアル

Ariel · Sylphid · Minervar — 風の精霊王

他言語での名称

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    Ariel · 셰익스피어 『템페스트』의 바람의 정령

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    Air Spirit from Shakespeare's The Tempest

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    艾利爾繁體中文

    Ariel · Sylphid · Minervar — 風之精靈王

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    Ariel · Sylphid · Minervar — Wind-Geisterkönig

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    ArielFrançais

    Ariel · Sylphid · Minervar — Roi des esprits du vent

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    ArielEspañol

    Ariel · Sílfide · Minervar — Rey Espíritu del Viento

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    Ariel · Sílfide · Minervar — Rei Espírito do Vento

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    ArielPolski

    Ariel · Sylfida · Minervar — Król Duchów Wiatru

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    АриэльРусский

    Ариэль · Сильфида · Минервар — Король духов ветра

エアリエル(英語Ariel 希伯來語アリエル 神の使者あるいは神の獅子 羅典語Ariel)は千六百十一年英国劇作家ウィリアム・シェイクスピア(William Shakespeare 千五百六十四年から千六百十六年)の最後の単独喜劇テンペスト(The Tempest)に登場する空気の精霊にて 魔法師プロスペロー(Prospero)の忠実なる僕として見えざる姿にて嵐と幻影と音楽を自在に操る英文学空気精霊の決定的正典図像である。語源は希伯來語アリエル(獅子・エル) — 旧約聖書イザヤ書二十九章一から二節の耶路撒冷の別称 — に由来し 十四から十六世紀欧州カバラ神秘主義にて アリエルが — 七十二天使シェムハメフォラシュ(Shem HaMephorash) — の空気元素(Air)の天使として正典化されて千五百三十三年獨逸神秘主義者ハインリッヒ・コルネリウス・アグリッパ(Heinrich Cornelius Agrippa 千四百八十六年から千五百三十五年)のオクルタ哲学について(De Occulta Philosophia Libri Tres)巻三に決定的に記録された。最も決定的なる正典は千六百十一年十一月一日英国倫敦ホワイトホール宮(Whitehall Palace)初演されたるシェイクスピアのテンペスト(千六百二十三年シェイクスピア第一フォリオ巻一に出版) — 一幕二場から四幕までエアリエルがアルジェリアの魔女シコラックス(Sycorax)に依りて松の中に十二年間閉じ込められたるをプロスペローに救出されて十二年間奉仕の代価に自由を約されたる筋 — が英文学空気精霊の決定的正典である。千七百十四年アレキサンダー・ポープ(Alexander Pope 千六百八十八年から千七百四十四年)の風刺詩髪の毛の強奪(The Rape of the Lock)のシルフ・エアリエルが十八世紀英文学空気精霊正典を拡張し 千九百七十七年米国TSR社ゲイリー・ガイギャックス(Gary Gygax)のD&Dモンスター・マニュアルのエア・エレメンタル(Air Elemental)とシルフ(Sylph)正典が現代幻想RPG空気精霊の決定的正典図像である。

起源

図像学的起源は ① 希伯來語アリエル — 旧約聖書イザヤ書二十九章一から二節の耶路撒冷の別称にて 神の獅子 あるいは 神の使者 — と ② 十四から十六世紀欧州カバラ神秘主義の空気元素天使正典である。千五百三十三年獨逸神秘主義者ハインリッヒ・コルネリウス・アグリッパ(千四百八十六年から千五百三十五年)の羅典語著書オクルタ哲学について(De Occulta Philosophia Libri Tres)巻三二十四章にて — カバラの七十二天使名簿(Shem HaMephorash)中 — アリエルが空気元素(Air 四方東西南北の風神)の天使として決定的に記録され 此の正典が千五百六十六年パラケルスス(Paracelsus 千四百九十三年から千五百四十一年)の四大元素精霊論と結合してルネサンス欧州神秘主義空気精霊正典を位置付けた。最も決定的なる文学正典は千六百十一年十一月一日英国倫敦ホワイトホール宮にて初演されたるシェイクスピアの最後の単独喜劇テンペスト(The Tempest) — シェイクスピアの千六百九年から千六百十一年執筆推定 千六百二十三年へミンとコンデル編集の第一フォリオ(First Folio)巻一出版 — の決定的正典である。筋は — 米蘭公爵プロスペロー(Prospero)が弟アントーニオ(Antonio)に権力を奪はれて幼き娘ミランダ(Miranda)と共に遠隔の島に漂着して十二年間魔法を学ぶ。其の島にて阿爾及利亜の魔女シコラックス(Sycorax)に依りて松の中に十二年間閉じ込められたる空気精霊エアリエルを救出して其の忠実なる僕となし シコラックスの息子キャリバン(Caliban)と共に — 島にて魔法を行ふ。千六百十一年十二月十七日英国王ジェームス一世(James I 千五百六十六年から千六百二十五年在位)の娘エリザベス公主(Princess Elizabeth 千五百九十六年から千六百六十二年)の結婚式祝賀公演にて再演されたる — シェイクスピア後期ロマンス四部作(ペリクリーズ・シンベリン・冬の物語・テンペスト)中最後の作 — が英文学空気精霊図像の決定的正典となった。千七百十四年アレキサンダー・ポープの髪の毛の強奪にてエアリエルがシルフ(Sylph)に変容されて十八世紀英文学空気精霊正典を拡張した。

特徴

  • 見えざる姿にて自由に移動
  • 嵐と雷と幻影を操る
  • 歌と音楽と詩に長ず
  • 人間の姿にて現れる事も可
  • 自由への永遠なる渇望
  • 魔法師の奉仕契約に縛られる

物語

千五百三十三年アグリッパのオクルタ哲学について巻三のアリエル空気元素天使正典がカバラ神秘主義始原にて 千六百十一年十一月一日シェイクスピアのテンペスト初演が英文学エアリエルの決定的正典である。千六百二十三年シェイクスピア第一フォリオ巻一出版が正典化の決定的事件にて 千六百六十七年ジョン・ミルトン(John Milton 千六百八年から千六百七十四年)の失楽園(Paradise Lost)巻六 — 撒旦の天使たち中アリエル言及 — が英文学正典を拡張し 千七百十四年アレキサンダー・ポープ(Alexander Pope 千六百八十八年から千七百四十四年)の風刺詩髪の毛の強奪(The Rape of the Lock) — エアリエルがシルフ(Sylph)として登場 — が十八世紀新古典主義英文学空気精霊正典を確立した。十九世紀英国浪漫主義詩人 — 千八百二十年パーシー・ビッシュ・シェリー(Percy Bysshe Shelley 千七百九十二年から千八百二十二年)の詩マリア・ギスボーンへの手紙(Letter to Maria Gisborne) — にてシェリーが自らを アリエル に例へて — シェリーの妻メアリー・シェリー(Mary Shelley フランケンシュタイン作家)がシェリーを エアリエル と呼称 — 浪漫主義詩の正典的象徴となった。千八百五十一年英国ラファエル前派画家ヘンリー・シングルトン(Henry Singleton 千七百六十六年から千八百三十九年)の絵画プロスペローとエアリエル(Prospero and Ariel)と千八百五十七年ジョセフ・セヴァーン(Joseph Severn 千七百九十三年から千八百七十九年)のプロスペローとエアリエルが十九世紀ヴィクトリア時代エアリエル視覚正典を確立した。千九百六十五年米国詩人シルヴィア・プラス(Sylvia Plath 千九百三十二年から千九百六十三年)の死後出版詩集エアリエル(Ariel)が二十世紀米国フェミニズム詩の決定的正典となり 千九百七十七年米国TSR社ガイギャックスD&Dモンスター・マニュアルのエア・エレメンタルとシルフ — 五版(二千十四年)現在まで一貫 — が現代幻想RPG空気精霊の決定的正典である。

弱点

エアリエルの弱点は ① 魔法師の結縛契約 — 千六百十一年シェイクスピアのテンペスト正典にてエアリエルがプロスペローの魔法に縛られて十二年間奉仕の後にこそ自由を得る決定的正典的弱点 英文学空気精霊の決定的結縛動機 ② 魔女の封印 — シェイクスピアのテンペスト一幕二場正典にてエアリエルが阿爾及利亜の魔女シコラックス(Sycorax)に依りて松の中に十二年間閉じ込められたるとの — 魔女の封印 — の正典的弱点 ③ 魔法師の命令拒否時の処罰 — シェイクスピアのテンペスト一幕二場にてプロスペローがエアリエルに — 命令を拒めば再び松の中に十二年間閉じ込めると — 脅す正典 ④ 四方風神との結縛 — 千五百三十三年アグリッパのオクルタ哲学について正典にてアリエルが東西南北四方風神 — 東風(Eurus)と西風(Zephyrus)と南風(Notos)と北風(Boreas) — 中一方位に縛られるカバラ神秘主義正典 ⑤ 千五百六十六年パラケルスス四大元素結縛 — パラケルスス四大元素精霊論にて空気精霊が自らの空気元素に環境縛されて去る能はずとの正典 ⑥ 奉仕終了の自由 — シェイクスピアのテンペスト五幕一場結末 — プロスペローが魔法書を海に投じて魔法を放棄しつつエアリエルを自由に放つ — 英文学空気精霊の決定的自由動機 ⑦ 奉仕終了後の消滅 — 一部解釈にてエアリエルが奉仕終了後 — 自らの空気元素に戻りて消ゆとの — 正典 ⑧ 神聖なる封印儀礼 — カバラ神秘主義正典にてソロモン王の封印(Seal of Solomon)がアリエルの如き天使精霊を封ずる正典。千六百十一年シェイクスピアのテンペスト五幕一場の — エアリエルがプロスペローに自由を得て — 元素の中へ / 自由になりて 達者でな(To the elements / Be free, and fare thou well) — 英文学空気精霊解放の決定的正典場面である。

文化的・歴史的意義

エアリエルは単なる空気精霊図像に非ずして希伯來語旧約聖書イザヤ書と十四から十六世紀欧州カバラ神秘主義と千五百三十三年アグリッパのオクルタ哲学と千五百六十六年パラケルスス四大元素精霊論と千六百十一年シェイクスピアのテンペストと十八世紀アレキサンダー・ポープ新古典主義詩と十九世紀英国浪漫主義シェリーと二十世紀シルヴィア・プラスのフェミニズム詩と二十世紀D&D幻想RPGが横貫する西洋空気精霊正典の決定的図像である。千六百十一年シェイクスピアのテンペストは — シェイクスピアの最後の単独喜劇にしてシェイクスピア後期ロマンス四部作の決定的作品 — 十七世紀英文学の決定的正典にて 千六百二十三年シェイクスピア第一フォリオ(First Folio)巻一に出版されて — シェイクスピア歿後七年 — 英文学正典の決定的事件となった。千八百十八年英国作家メアリー・シェリー(Mary Shelley 千七百九十七年から千八百五十一年)のフランケンシュタイン(Frankenstein) — 千八百十六年瑞西ディオダティ別荘(Villa Diodati)にて — の作家の夫パーシー・ビッシュ・シェリー(千七百九十二年から千八百二十二年)は自らを エアリエル に例へて 千八百二十二年七月八日シェリーが伊太利トスカナ沖にて溺死したる — 彼の遊艇の名が ドン・ファン(本来は エアリエル) — 事件は十九世紀英国浪漫主義の決定的悲劇である。千八百五十一年英国ラファエル前派画家ヘンリー・シングルトンの絵画プロスペローとエアリエルと千八百五十一年同時期ウィリアム・ホガース(William Hogarth)の絵画 — ヴィクトリア時代エアリエル視覚正典 — が十九世紀英国美術の決定的正典にて 千九百六十五年米国詩人シルヴィア・プラス(千九百三十二年から千九百六十三年)の死後出版詩集エアリエル(Ariel テッド・ヒューズ編集)が二十世紀米国フェミニズム詩の決定的正典となった。千九百八十九年十一月十七日米国公開ディズニーアニメーションリトル・マーメイド(The Little Mermaid)の主人公エアリエル(Ariel)は — シェイクスピアのテンペスト正典と異なる — 二十一世紀グローバル・ディズニー公主正典を位置付け 千九百七十七年ガイギャックスD&Dモンスター・マニュアルのエア・エレメンタルとシルフ — 五版(二千十四年)現在まで一貫 — が現代幻想RPG空気精霊の決定的正典である。

ポップカルチャーでの登場

  • 旧約聖書イザヤ書二十九章一から二節 — 希伯來語アリエル語源的始原
  • アグリッパ オクルタ哲学について 巻三二十四章 千五百三十三年 — カバラ空気天使正典
  • シェイクスピア テンペスト 千六百十一年 — 英文学エアリエル決定的正典
  • シェイクスピア第一フォリオ 千六百二十三年 — 正典化決定的出版
  • ミルトン 失楽園 千六百六十七年 — 英文学正典拡張
  • ポープ 髪の毛の強奪 千七百十四年 — 十八世紀新古典主義シルフ正典
  • シェリー マリア・ギスボーンへの手紙 千八百二十年 — 十九世紀浪漫主義正典
  • ヘンリー・シングルトン プロスペローとエアリエル 千八百五十一年 — ヴィクトリア時代視覚正典
  • シルヴィア・プラス 詩集エアリエル 千九百六十五年 — 二十世紀フェミニズム詩正典
  • ガイギャックス D&Dモンスター・マニュアル エア・エレメンタル 千九百七十七年 — 幻想RPG正典

豆知識

エアリエルの語源希伯來語アリエルは — アリ(獅子)とエル(神)の合成にて — 神の獅子 あるいは 神の使者 を意味し 旧約聖書イザヤ書(Yeshayahu)二十九章一から二節に耶路撒冷の別称として初登場する。千五百三十三年獨逸神秘主義者ハインリッヒ・コルネリウス・アグリッパ(千四百八十六年から千五百三十五年)の羅典語著書オクルタ哲学について(De Occulta Philosophia Libri Tres 三巻)巻三二十四章は — 千五百三十一年から千五百三十三年アントウェルペン(Antwerp)出版 — ルネサンス欧州カバラ神秘主義の決定的正典にて アリエルが空気元素の天使として記録された。千六百十一年十一月一日英国倫敦ホワイトホール宮にて初演されたるシェイクスピアのテンペストは — シェイクスピアの単独執筆最後の喜劇 — 五幕九場二千六十二行にて構成され 千六百十一年十二月十七日英国王ジェームス一世の娘エリザベス公主(千五百九十六年から千六百六十二年)と波西米亜王フリードリヒ五世(Friedrich V 千五百九十六年から千六百三十二年)の結婚式祝賀公演にて再演された。千六百二十三年シェイクスピア第一フォリオは — シェイクスピア同僚俳優ジョン・ヘミングス(John Heminges 千五百五十六年から千六百三十年)とヘンリー・コンデル(Henry Condell 千五百七十六年から千六百二十七年)が編集したシェイクスピア歿後七年の出版 — 英文学の決定的正典事件にて 十八編の未発表シェイクスピア喜劇(テンペスト・マクベス等)が初めて出版された。千八百二十二年七月八日伊太利トスカナ沖にてシェリー(千七百九十二年から千八百二十二年)が溺死したる彼の遊艇は — 本来 アリエル と命名されたるが彼が ドン・ファン に改名 — 十九世紀英国浪漫主義の決定的悲劇である。千九百六十五年米国詩人シルヴィア・プラス(千九百三十二年から千九百六十三年)の死後出版詩集エアリエル(倫敦フェイバー・アンド・フェイバー出版 テッド・ヒューズ編集)は — プラス千九百六十三年二月十一日自殺 — 後出版された四十編の詩を収録した二十世紀米国フェミニズム詩の決定的正典にて 千九百八十二年ピュリッツァー詩部門 — 死後 — 受賞の根拠となった。千九百八十九年十一月十七日米国公開ディズニーアニメーションリトル・マーメイドの主人公エアリエルは — シェイクスピアのテンペスト正典と異なる — 二十一世紀グローバル・ディズニー公主正典にて 全世界興行約二億千百万米ドルを記録した。

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