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古代中国の儒教礼服
深衣は中国漢服の代表的な形態で、上衣と下衣が一体となったワンピース型衣服である。周代から着用され、広い袖と交差衿が基本構造である。「身体を深く包む」という意味の名を持ち、儒教の礼法で重要な位置を占めた。上円下方の裁断には天円地方の思想が込められている。
古代ギリシャ女性の基本衣服
ペプロスは古代ギリシャ女性の最も基本的な衣服で、一枚の長方形の布を縫わずにピン(フィブラ)で肩に留めて作る。上端を折り返したアポプティグマが特徴で、ドリス式は厚手のウール、イオニア式は薄手のリネンを用いた。腰帯でシルエットを作り、布の大きさと品質が富の指標であった。
12〜16世紀ヨーロッパ女性の基本ワンピース
カートルは12世紀から16世紀までヨーロッパ女性が最も広く着用した基本的なワンピース型衣服である。上半身はやや身体に合わせた裁断、腰から下は豊かなスカートが広がる構造で、シュミーズの上に着用した。階層を問わず全女性の日常着であり、素材と色で身分差を示した。
舞踏会のための正装ドレス
舞踏会用ドレスは18〜19世紀のヨーロッパ上流社会の舞踏会で着用された正装ドレスである。コルセットで極端に締めた腰、オフショルダーのネックライン、クリノリンやバッスルで形成した豪華なスカートが三大特徴である。ヴィクトリア時代に全盛期を迎え、家族の富と地位の象徴であった。